いやさすがに。
え、なんですか?
3連投はキツイやろ。ピッチャーなら肩壊すレベルだぞ。
ボク、ピッチャーじゃないし大丈夫ですよ!
こっちの話だよ。聞かされる方の身にもなれよ。
じゃ、短めにするんで!えー、今日はシリーズ最新作、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」でございます!
しばらく会わない内に進行が暴力的になってるな…
やっぱりこういうスパイアクション映画は、映画館で観ないと!と思ってるわけですが。
ですが?
ここ最近はアクションとかがエスカレートして、それこそ現実離れ感があったというか、無理あるよね感もチラホラしてた印象なんで。
スパイアクション映画だからな。回を重ねる度にアクションがインフレするのは仕方ねぇだろ。
いやでも今回は、もちろんハイテク・スパイ・ガジェットも使うんだけど、どことなくアナログな「スパイの世界」が残っているというか。
ほう。
現実離れしてしまっていたところから、グッと「スパイもの」に戻してきたというか。
なるほど?
もちろん、スタントなしのアクションもすっごいんだけど、「スパイの悲哀」的なところがよく描き出されていて、どことなく1作目のような空気感があったような気が。
ほほう。良さそうだな。
イーサン(トム)のスタンドプレイと、メンバーとの確固たる友情や信頼感のギリギリのバランスとか、裏切りなのか、裏切りに見せた作戦なのか、とか。
ふむ。
最後まで、敵か味方か分からない立ち位置で重要ポジションを担う謎の女スパイとか。
うん。
体力的にも精神的にもギリギリまでせめぎ合う攻防と、最後までグイグイ惹きつけられる展開。
なんだ、語り口調が宣伝文句っぽいぞ。
時折挟まれる、緊張を和らげてくれるユーモア。
どうした。金でももらってんのか?
エンディングは痛快で、なんか「映画を観たぁ!」という満足感を得られますよ。
ふうん。ところでコレ、シリーズものだけどいきなり初めて観てストーリーわかるのか?
あ、せめて前回の「ゴースト・プロトコル」は観ておかないと、本格的に置いてけぼりにされること請け合いっす。
やっぱりそうか。
今回はあのイーサンが珍しく弱気になる場面もあったりして、完全無欠のスーパースターキャラに、人間味あるテイストも加わって、キャラクターの魅力もアップしたんじゃないかと。
トム様も変わっていくんだな。
というわけでシリーズファンはもちろん、そうじゃない人も、前作だけでも復習して観に行って損はない!

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